
現在の教育システムは、現在の実社会に通用しなくなってきている。
国による義務教育は約200年前のプロイセンを元にしている。
戦争に勝つため、命令を守るより従順な国民(兵士)を育てる目的でそれは始まった。
それは成功し、各国がこれを真似て取り入れることになる。
そして日本でも明治維新以降に取り入れられた。
工場勤務が中心の社会において、より従順な従業員を育てるためにも役に立った。
しかし社会が変化した今、それは役に立たなくなってきている。
学校のシステムが変わるのを待っていても間に合わないだろう。
親が子供と一緒に、これからの世界に必要なことを学んでいくことが大切。
「たくさんの子供が、学ぶことを楽しみにして学校に入学するが、まもなく、学校を憎むことを学んだだけでそこれから去っていく」
「子供が学校を憎み始めた時、子供の人生のその時期に親がすべき最も重要な仕事は、子供にいい成績をとらせることではない。持って生まれた学習意欲、学ぶことに対する愛を子供が失わないようにすることだ。子供の才能を見つける、彼らが興味を持っていて学びたいと思っているものを見つける、そして、胸躍らせて学ぶ氣持ちを彼らが失わないようにしてやること、それが大事だ。学ぶ場所は学校でなくてもかまわない」

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