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日本の心理カウンセリングは、カウンセリングの本場アメリカと比べると本当に酷い。
心に傷を抱えた人に対応する本当の知識・スキルがない人が、心理カウンセラーと称してプロとして活動できる日本の環境は今後とても大きな問題になっていくだろう。

アメリカで心理カウンセラーとして活動するには、大学院で心理学の博士号(Ph.D)を取得して、資格試験に合格する必要がある。職業上、倫理規定も厳しい。

一方で日本では、、、誰でもいつでも心理カウンセラーを名乗って活動できる。
何の準備もなしにプロとしてお金をもらっても問題ない。
たまに「〜認定心理カウンセラー」という肩書きの人もいるが、国家資格でもなんでもない民間資格で、誰でも取れる。しかも誰でも認定制度自体を始められる。つまり「私があなたを心理カウンセラーとして認定します」という認定制度を誰でも作って始められるのだ。

 
これがどれくらい問題かわかりやすく例えると、

日本で医者として活動するには、医学部を卒業して医師国家試験に合格する必要がある。医師免許なしに、医者として活動してバレれば間違いなく逮捕され懲役刑になる。
バレるバレない以前に、そんな自称医者にかかることは、とても危険で恐ろしいことだろう。

もしあなたが海外に行ったとして、次のような国で医者に診てもらう勇氣があるだろうか?
その国では医者の認定制度の基準はなくバラバラで、誰でも医者を名乗れるとしたら。

傷が軽度な人が自称医者にかかっても問題ないかもしれないし、治るかもしれない。
しかし深い傷の人が自称医者にかかると、危険で恐ろしい結果になるだろう。 
 
日本の心理カウンセリングはこれと同じで、とても危険な状況。
心の傷が比較的軽い人は、自称心理カウンセラーにかかっても問題ないかもしれないし、悩みが解決するかもしれない。しかし心の傷が深い人が自称カウンセラーにかかると。。。

もちろん、きちんとした知識もあり、経験も豊かな心理カウンセラーも存在するだろう。
相談する人は相当しっかりと見極めてからにした方がいい。