
ほとんどの人はお金を非常に現実的なモノとして考えている。確実なモノだと捉えている。
『現実的に考えて』という発言には、金銭的なことを考えるという意味が多分に含まれている。
実際はお金は非常に幻想的なモノだ。
みんなが価値があると信じているから価値があり、何割かの人(10%以下でも)がお金の価値を信じられなくなったら、あっという間に通貨制度は崩壊する。そうするとお金はただの紙切れになる。
あなたは億万長者になりたいですか?
2008年、ジンバブエで100兆ドル札が発行されている。ハイパーインフレによりわずか数年でジンバブエドルが急落した結果、100兆ジンバブエドル札が発行された。流通価値は最終的には日本円では20円くらい。現在は廃止されているがAmazonでコレクター向けに数千円で売られている。
これを手に入れればあなたも億万長者。え、それではインチキだと?
ジンバブエに起こったことは、どこの国にでも起こり得る。
というかほとんど全ての国にとって、通貨制度崩壊は時間の問題である。
現在、実際の価値よりもはるかに多いお金が流通している。
みんなが銀行に預けているお金は幻想で、実際に全員がお金を引き出すことはできない。どこの銀行にもそれだけの資産はない。預けている預金の10%の資産もない。
現実にたくさんの人がお金を引き出そうとすると、すぐに預貯金封鎖されるだろう。
引き出せる頃には1億円貯金があってもジンバブエドルのようになっているかも知れない。
外国ではよくあることだ。日本でも過去にある。昭和1桁台の生まれの人はしっかり記憶にあるはずだ。
そして現在の日本の財政状況は当時よりも悪い。
ジム・ロジャーズ氏やロバート・キヨサキ氏などの世界的な投資家の中には、2020年までに日本の通貨制度の崩壊を予想している人もいる。両氏とも実際にお逢いしたときに直接、そのように話していた。
お金は現実的なモノではなく、幻想的なモノだ。
あなたは幻想的なモノを追いかけて、現実的なことを疎かにしていないだろうか?
お金を現実的なモノとだけ捉えていては、お金があってもなくても苦労するだろう。
本当のことをしっかりと学べば、お金に苦労することはなくなる。
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