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北海道の行方不明の男児が無事に見つかって本当に良かった。

たくさんの親が子育てや、子どもの躾(しつけ)で悩んでいるらしい。
躾と称する虐待もある。
躾は、子どもの教育の一環である。
親が想像力を使って、子どもの問題行動を修正していく教育だ。

今回の北海道の場合、子どもは石を投げていたそうだ。
以前に棒で他人の車に傷をつけたことがあり、他人に迷惑のかかる行為を改めさせたかったらしいが、それと山奥に放置するのと、どういう関連性があるのか?
子どもが「ああ、他人に迷惑を掛けては行けないんだなぁ」という学びにはならない。
多分、「石を投げたら父親に酷い目に遭わされるから辞めておこう」くらいしか伝わらない。
躾はあくまで教育で、感情に任せて罰を与えることではない。
今回は『他人に迷惑を掛けてはならないと』と教えようとした父親が、結果として多くの他人に迷惑を掛けることになったが。

まず躾の前に、子どもが問題行動を起こすのは何故かを考える必要がある。
単に子どもがその行動自体を問題だと知らないこともある。
石を投げていた方向に、車や人が通る可能性があり、傷つける可能性があることに氣づいていない場合は、そのことをしっかりと教えないといけない。石を投げること自体が悪いわけではない。誰もいない川や海に向かって投げることに何の問題もないが、人がいるかもしれない場所や廃墟ではない建物などに向って投げてはいけないと教えるだけだ。

子どもは、いけないことだとわかっていて、やることもある。
ほとんどは愛情不足が原因だ。犬を飼ったことがある人ならわかるかもしれないが、犬はあまりかまってもらえないと、ワザと、してはいけないところでオシッコしたり、大事なものを取ったり隠したりする。相手して欲しいから。普通にしてたらほっとかれるので、ワザと飼い主が怒るようなことをする。そうすると相手にしてくれるから。
子どもも同じ。そんな時は、しっかりと子どもと一対一の時間を取る必要がある。

今回の北海道のケースはどちらかはわからないが、後者だとすると、どうだろう。
もっとかまって欲しかったのに、反対に車で山に一人置いて行かれた。
泣きながら車を追ったら、もっと山奥に連れて行かれて放置された。
子どもが、どんな感情になるのか、どんな行動をとるのか。
今回はとても運が良く、子どもがとても賢くて、無事で良かった。

百歩譲ってどうしても山奥に放置したいなら、子どもにGPSは必須。もしくは影から観てるか。
それでもヒグマのいる北海道の山奥では辞めましょう

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